自分軸と他人軸について

自分軸と他人軸について考えてみます。

 

自分軸は・・・

自分主体で、自分のなかにあるブレない芯、

核(コア)のようなものだと思います。

すべての行動や判断は自分の責任をもって

している。自分をまず大事にしている。

 

他人軸は・・・

誰かの評価や常識・習慣などに合わせて

行動したり、判断したりします。

常に誰かにどう思われるだとか、

場の空気を読み過ぎて、自分を表現しない、

自分のことより、周りの人を優先にする。

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こんなようなイメージでしょうか。

他人軸で生きている人は、

自分軸で生きている人をみると、時に

 

『自己中心的だ』

『自分勝手だ』

『空気を読め』

 

などと、言ったりします。

果たして、自分軸=自己中

なのでしょうか?

 

私はイコールではないと思っています。

きっと、エゴや執着でやっていることのなかには、

自己中な行動もあるのだと思います。

 

大事なのは、

エゴや執着でやっているのか、

ハートから湧き出てくるものでやっているのか、

そこをモニターすることなのだと思います。

 

 

現代の日本の風潮として、

 

周りの人と違ったことをしてはいけない

周りと足並みをそろえること

波風立てないように人と関わること

人と対立したり、傷つけてはいけない

世間体を気にすること

出る杭は打たれる

 

そういったことが、善しとされているように思います。

上記のようなことが、果たしてすべて善しなのか?

これらの多くは他人軸の視点からのものです。

 

中には正しいこともあるでしょうけど、

正しいか間違いかは、その人の主観であり、

大事なのはその人がどう感じるか、

そして自分の信じる方向へと向かうこと。

 

そのために大切なのは、

前述したような、他人からの評価や意見などではなく、

自分のからだやこころの感覚なのだと思います。

からだの声を聴くこと、そして、内なる自己との対話。

周囲の雑音に囚われず、内なる世界とつながる感覚。

 

現代社会では、

さまざまなメディアやインターネットなどの

膨大な情報が溢れています。

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それが、自分の内側に目を向けることから

遠ざけてしまっているのかもしれません。

 

断捨離というコトバが流行ったように、

不要なものは手放していく必要があります。

外界の情報を手放していくことから、

内界とのつながりがはじまるのかもしれません。

 

外界の情報は大切なこともあるかもしれませんが

今までよりも少しずつ情報のインプットを減らしていくことを

心がけてみてはいかがでしょうか。

 

特にマスメディアは

一般大衆の洗脳装置ともいわれています。

それだけ、潜在意識にさまざまな情報が

刷り込まれていくということです。

 

私は、ここ数年で

テレビを見るという習慣がなくなりました。

見なくなったことで、テレビがいかにうるさいものか、

そして、テレビを放送しているテレビ局や

スポンサー、そして政府などの意図を

客観的にみることができるようになってきました。

 

そして、テレビがなかったら、なかったで、

困らないものだということも思いました。

むしろ、体感覚が開いてきたときに、

テレビの電磁波や電波、音声などの

影響を感じるようにもなってきたのです。

 

テレビから解放された私は、

電化製品などをつかわない、

静かな時間を好むようにもなりました。

 

それと同時に

内観をする時間が増えてきたように思います。

 

そのようにして、

自分軸を確立していく方向へと向かっていきますが、

そのプロセスで大事なのは、

思考だけでなく、

自分の感覚を大事にすること。

 

五感だけでなく、第六感も含めた

自分のなかにある感覚。

 

その感じ取る感度を高めていくこと、

・・・というよりは、

人間が本来もっている、感覚に戻っていく。

 

そんな気がします。

 

野生の動物たちは、

大きな天変地異があったときには、

その危機を事前にキャッチして、

安全なところへいく行動をとります。

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動物たちは、何か教科書を読んで、

危険の察知の仕方を勉強したでしょうか。

だれかに教えてもらったのでしょうか。

 

人間はいつしか、そういった能力を

失ってしまったように感じます。

 

そういった感覚を取り戻し、

内なる自己とつながって、

人の意見や評価ではなく、

自分の感覚を信じきることが、

これからの時代には必要だと思います。

 

今というときは、

天変地異、経済危機、食料問題、気候変動など

いつ、何が起きてもおかしくない世の中です。

 

本当に何が正しいのかは誰にもわからないし、

誰かが答えを教えてはくれないです。

既に、今まで常識といわれていたことが、

覆されていきていますし、通用しなくなっている現実があります。

 

そうなると、答えは自分のなかに

問いかけて、つかみにいくしかありませんね。

 

先日のセルフメンテナンス講座を受けられた方の

ご感想をシェアしますね。

 

★Kさん

周りの人がいっていたことや、マニュアルのことを気にせず、

自分の意識にすぐつながれるようにしたいです。

目に見えない、手の感覚でオーラや目に見えないものを

感じることをやったので、もう少し感じられるようにやってみます。

 

グラウンディングが弱いので、いろいろ学んだことをやって、

自分の感覚、心の意識を探して、整えて、

楽しく、生きやすくしたいです。

 

目に見える物質が全体の5%しか認識していないことを知って、

いろんな物を見る目が変わってきました。

カラダを守ることにとても関心が高まりました。

 

今後のゆめはな塾もワクワクします。たのしみです。

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わたしたちは、

教育や躾けを通して、

常識や習慣というものを身につけていきます。

感じるというよりは、理性的に考える、

ということを重視される世の中でもあります。

 

それは、現代の社会が男性優位の社会であり、

男性性、つまり左脳的、思考や理論、対立が優位の

社会の成り立ちになっていることが要因だと思います。

 

しかし、その時代も終焉を迎えていると感じます。

 

女性性、つまり右脳的、感覚、受容性の部分を

開いていくときがきています。

 

ゆめはな塾ではそのようなことに触れ、

体験し、身につけていくための学びをします。

 

残り1名ですが、

11/25(金)から1期生が開講します。

ピンと来た方は以下よりチェックしてみてくださいね。

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