自分の感覚を信頼すること

人間の大脳は左と右とに分かれていて

左脳は論理・思考・言語、

右脳は感覚・イメージ・視覚、

を処理するのに、よく働きます。

 

左脳と右脳のはたらきが、

どちらが優位にはたらくのかによって、

その人の生き方や人との関わり方が変わってきます。

 

一般には、

左脳は男性的

右脳は女性的

な部分と関連していて、

男性が論理や思考でものごとを判断するのに対して、

女性は感覚やイメージで行動したりします。

 

(もちろんすべての男性、女性に当てはまることではありません)

 

あなたは、どちらの脳が優位にはたらいていますか?

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そして、それは自分のなかにある、

男性性と女性性ともリンクすることです。

 

どちらが優位であって、

それがいいとか、悪いとかってことでもありません。

 

ただ、目に見えない世界を感じたり、

つながり、体験することにおいては、

時に論理や思考のようなところは妨げになりやすいです。

 

クリスタルを活用した誘導ワークや

先日のゆめはな塾のワークにおいても、

右脳的に体感できる人ほど、

見えない世界とつながりやすいと感じます。

 

 

先日のゆめはな塾第三回セルフメンテナンスを

参加された、Sさんですが、

 

どちらかというと、

理論的な説明や方法論を大事に思っていて、

ゆめはな塾で体験したワークの手順の

詳細について、細かく質問してくださいました。

 

そして、ワークの時には

感じることがなかなか難しかったり、自信のなさだったり、

他人の評価や判断を気にする傾向がありました。

 

ワークの最中も、自分のなかで感じていること、

ワークのやり方について、ついつい思考が入りやすいようで、

正解、不正解、よい、わるい、などの判断を

しがちなように見受けられました。

 

この感じは私も以前はそうだったので、

そう思うお気持ちはよくわかるのです。

 

私は男性なので、どちらかといえば、

左脳的で、論理、思考でガチガチな傾向がありました。

しかし、目に見えない世界に触れるようになってから、

少しずつそこが解けていき、右脳的な部分や

感覚的な部分を感じ取れるようになってきました。

 

しかし、そのプロセスにおいては、

指導者に自分がちゃんとできているか判断を仰ごうとしたり、

まわりの人の評価を過剰に気にしてしまったり、

あっているのか、間違っているのかに執着したり、

 

そのように物事をとらえがちなのは、

左脳が優位にはたらいていることもあるでしょうし、

今までの生き方が大きく影響しているのだと思います。

 

私は、親から世間体をとても気にするよう、

そして、自分の評価より、他人の評価を大事にするよう

躾けられてきました。

 

そして、自分のしている行動があっているか、間違っているかは、

他人の判断(学校や親の判断)に委ねられる、

そんな人生を途中まで生きてきましたので、

自分で判断するということがなかなかできなかったことと、

自己評価が低く、自信を持てませんでした。

 

私の場合はそういった生き方と、

目に見えない、自分の内側の世界への見方は

大きく関係があると思っています。

 

自分の外側の世界に意識を向けることが

大事だし、当たり前だと教育、しつけをされてきたからです。

 

Sさんの場合は、そういったことが

どのように影響しているかは、定かではありませんが、

生きてきて築き上げてきた、思考パターンや

観念、左脳優位の生き方の影響はあるのかもしれません。

 

自分の内側の世界や目に見えない世界を感じるためには、

自分の感覚を信じきる!

そのことが、とっても大事なんだと思います。

 

信じるためには、体験の積み重ねしかない。

 

急に何かの感覚が劇的に開くような

魔法のようなものはないのではないかと思います。

 

魔法があるとしたら、

『自分をとことん信じきる』

 

それが一番の魔法なのかもしれないですね。

 

Sさんはゆめはな塾のワークを受けられて、

わからない(感じない)部分もありましたが、

わかった(感じられた)部分も結構ありました。

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思考や判断から離れて、

その”わかった”感覚を大事にし、

少しずつでも感覚を開いていってほしいと思いました。

 

Sさんから、このような感想をいただきました。

エーテルコードのワークではコードはみえませんでした。

しかし、チャクラの中で一番感じやすかったのは6番目でした。

チャクラやオーラのことをもっとわかるようになりたいです。

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繰り返しの体験・体感が大事だと思います。

面白いことに、クリスタルの誘導ワークなどでは、

自分の内側の世界を見たり、感じたりすることを誘導しますが、

思考が優位な方は特に

『見よう』、『聞こう』とする傾向があって、

それが、かえって見えなくさせ、聞こえなくさせます。

また、見えていたり、聞こえていたり、感じているにも関わらず、

それはあっているのか、間違っているのか、

勘違いなのではないだろうか、などなど・・・

思考が働いた瞬間につながりにくくなってしまうのです。

 

また、そこで体験していることが

今の自分には理解できない場合は、

その意味を考えはじめ、理論でとらえようとしたり、

 

体験したことをコトバにすると

セラピストにどう思われるかという思考により、

セラピストに無難な受け答えをしてしまったり、

気を遣い、模範的な関わりをしてしまったり、

 

それは、自分とのつながりから遠ざかってしまうことでもあります。

 

逆説的でとても興味深いのですが、

思考から離れて、

そこで起こる自分のなかの出来事を

ただ、ありのまま体験する

というだけでいいのです。

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でも、思考から離れようと・・・

 

思考してしまうことは、また逆効果(笑)

 

難しい人には難しいですね。

でも、それはそれで、そんな自分も100%

受けとめられたらいいなと思います。

 

それでいい

 

そこから見えない世界、自分の内側の世界との

つながりが深まっていくのではないかと思います。

 

 

Sさんの体験を通して、

たいせつなことを確認させていただきました。

ありがとうございました。

 

 

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