両親との関係について①人間形成のベース

夢の花ブログでは、

私の想いやエピソードについて綴っていきたいと思います。

 

私は30年くらいの間、両親との関係を大事に思ってきませんでした。しかし、人生の様々なイベントを通して、その大切さを身をもって知ることとなります。

 

両親との関係がどうであるかはその人の人生にとって大きな影響を与えていて、人生を豊かに、自分らしく生きていくためには、決して無視できないポイントです。

 

両親との関係は・・・

①自分という人間を形成するうえでベースになっている

②先祖代々から受け継がれているものがある

③自分がその両親を選んできている

この三つのことがあるから、私は大事だと思っています。

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①自分という人間を形成するうえでベースになっている

 

ひよこが最初にみたものを自分の親だと思い、ついて動くように、私たちは、両親(あるいは育ての親)に育てられることによって、その両親の考えていること、生活様式、行動パターンなどが当たり前のことと認識し、スタンダードとなっていきます。躾けられることもそうです。両親が愛をもって、『こうあるべきだ』、『こうしてはいけない』、といったことは、知らず知らずのうちに、自分のなかに刷り込まれ、MYルールになっていきます。

 

自我が発達してきて、自分で行動を起こしていくときには、そういった刷り込まれてきたり、培ってきた観念や信念をベースに判断をしていくことになります。

 

私は、教育ママだった母親に、勉強して、公務員になることが最もしあわせなことだから、勉強してよい大学にいくよう促されました。また、世間体というものをすごく気にする母親だったために、自分の主張や意思よりも、周りにどう思われるか、恥をかかないようにすることが大事だとどこかで思うようになりました。

 

公務員になることに私は納得がいかなかったことと親への反発心から、その道は歩まなかったですが、周りにどう思われるのかを気にする性質は未だに残っています。

 

そのことが、いままでの人生のなかでどれだけ、影響してきたか、そして人に変な風に思われないために、体裁よく自分をつくり、仮面をつくって生きてきたように思います。人間関係のなかで、生きづらさを感じていたのですが、それも自分がおかしいからだ、周りの人たちよりも劣っているからだと、自分を責めることもしばしばでした。

 

そして、そんな自分になったのは、両親の育て方の問題だと思うようになり、両親を責めるような気持ちを持っていた時期がしばらく続きました。

 

結婚し、子供が誕生したこと、父親の死、そういった人生のイベントを通して、両親と向き合い、受け入れがたい両親を徐々に受け入れていくことになりました。

 

そのなかで、私にとって大きな気づきとなったのがマヤ暦でした。私と母親との関係性が反対キンという反対の性質をもった関係性であることを知ったのです。理解できない、受け入れ難いと思っていた母親のことを、反対キンであることがわかったことで、妙に腑に落ち、理解や受容に近づいていったのです。

 

また、エネルギーワークのディクシャを通して、両親は自分のなかの男性性と女性性のベースになることを学んだことも大きな気づきでした。両親を否定する事は自分を愛せていないということに気づきましたし、自分を愛せていないから、両親を受け入れられないということにも気づきました。

 

そして、ビジョン心理学の学びでも「観念」という考え方に触れ、自分の思考・行動パターンのベースとなっている観念は、両親からの影響が大きく、そのことを通して自分の心のなかを俯瞰して、心で起きていることを客観的にみるようになったのです。

 

そういったことを通して、両親との関係をみつめ、癒しが起こってきました。癒しが起こると自分の意識や気持ちが変わり、おもしろいことに両親が変わっていったのです。いままで、両親を変えようとしてきて全くうまくいかなかったことが、逆の現象が起きたのです。

 

つまり、両親との関係に目を向けることは、自分を癒し、愛する事へとつながっていくことです。

 

②、③については次の記事でアップしますね。

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