春分のクリスタル瞑想会を開催いたしました②

昨日の記事のつづきです

春分のクリスタル瞑想会を開催いたしました①

瞑想会のビジョンとしては、

春分という今年のエネルギ―の本格始動のタイミングで、

内なる自己(インナーセルフ)はどんな風に

このいまを感じて、どんな想いをもっているのか。

そこからスタートするというイメージでした。

映画『モアナと伝説の海』では、

ある島で暮らしている、主人公モアナは

村長の娘で、その島を守る跡継ぎでもありました。

 

伝統や習慣、言い伝えなど、

代々受け継いで、守り続けているものがあります。

 

村長である父より受け継いできたのは、

サンゴ礁の向こうの海には危険がいっぱいあるから、

決してそれ以上遠くへはいかないこと。

 

村の人たちを守るために、

そのようなことをモアナには

繰り返し伝えられていました。

 

しかし、モアナには

小さい頃に体験した記憶や、

自分の感覚的なことを通して、

どうしてもサンゴ礁の向こうへと

いかなければならないと感じていました。

 

海が呼んでいる。

 

そんな風に感じていたようです。

 

その感覚を信頼するのか、

村の言い伝え、親の忠告に従うのか、

 

そこが、今回の瞑想会で

たいせつなことと感じたのです。

 

役割、常識、習慣、

代々受け継がれているもの。。。

 

そういったものが、

知らず知らずのうちに、

自分の考え方だったり、

自分の思いだったり、

だと思い込んでいることは

しばしばあるのかもしれません。

インナーセルフが本当に望んでいることと、

自分が考えている・信じていることと、

一致していること。

 

まず、それを確認することからだと思いました。

 

そこにズレが大きければ大きいほど、

これから進むべき道がぼやけてしまい、

迷いが生じたり、フラフラしてしまったり、

わからなくなったりということが起こります。

 

インナーセルフがいま、どんな状態なのか、

そして何を望んでいるのか、

観察し、対話をしていきました。

 

そして、自分にとって

サンゴ礁のエリア=『安全・安心』

とは何であるのか、どういうことなのか?

について、対話をしてみました。

 

私にとっての『安全』というのは、

結果がわかっているようなことをしたり、

安定して、何かをし続けられることでした。

あとは危なくなく、楽にいられるところでも

あるようでした。

 

映画では、そんな安全な領域で、

豊かでしあわせに村の人たちは暮らしていました。

しかし、ある時から、その安全が失われたのです。

サンゴ礁のあるところで、魚が全くとれなくなったのです。

 

私はインナーセルフと対話をして、

 

永続的に安全なことなんてありえないし、

自然の摂理を考えても、この世にあるものは

常に変化をし続けているということ、

 

そして、安定しているようにみえても、

少しずつでも変化が起こっているということ。

 

安全は大事なことだけど、

同じ状況を維持しようとすると、

進化・成長が起こらないということを

伝えていました。

 

参加者それぞれに、

対話して感じた、自分にとっての『安全・安心』という

ことについてシェアリングして、

 

インナーセルフはその『安全・安心』のゾーンに

とどまっていたいのかを確認してもらいました。

 

私も含めてですが、参加者全員が

そのゾーンに居続けることを

インナーセルフが望んでいないということが

わかってきました。

 

『安全・安心』のゾーンにいることや

それを望むこと自体は悪いことではないですし、

人は心地よさや快楽を求める生き物なので、

とても自然なことだと思います。

 

ここで大事なのは、

内なる自己=本当の自分が

何を望んでいるのかということだと思います。

 

サンゴ礁の向こうの

危ないかもしれない未知のゾーンへと

向かおうと思うのは、何故なのか?

何がそう思わせるのかについて、

シェアリング後に再び誘導瞑想をしてみました。

あなたにとって、

『安全・安心』というのは何ですか?

そして、そのゾーンに居続けたいですか?

そこに居続けることは何を意味するでしょうか。

 

感じてみてくださいね。

 

二度目の誘導のおはなしは、

まだ次回にしますね。

 

お読みいただいてありがとうございます。

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(つづく)